タトゥーヒット

Mondial du Tatouage 2016

3月4日・5日・6日Mondial du Tatouage

2015年には約32,000人もが会場を訪れたのだそうです。
世界中から今人気のある彫師が集まり、その技術を競い合います。
コンテストのほかにも、イベントが企画されているかと思いますが、詳細はまだ未定との事。
毎年規模が大きくなるコンベンションですので、期待大です!

ピックアップタトゥーアーティスト

Tin Tin(ティン・ティン)
名前:
Tin Tin(ティン・ティン)
所属スタジオ:
Tin-Tin Tatouages / フランス
ポイント:
Tin Tinは世界的に有名な、フランスの彫師です。
1984年にタトゥーを彫り始めたTin Tinは今まで一度も、弟子として誰かから習ったことはないのだそうです。
軍隊に所属していた時、周りにはタトゥーを入れたい仲間ばかりだったそうで、夜中に彫って昼間は軍隊の仕事を抜けて寝ると言う生活を送っていたのだそうです。
その後、1986年にフランス南西部のトゥールーズと言う街でスタジオをオープンし、1992年にパリに戻ってスタジオを開き、2000年に移転してからはずっと変わらず今も続いているのだそうです。
このコンベンションを主催し、若い世代の彫師たちを集めるようにしているのだそうですが、どの彫師を呼ぶかは自分で選んでいるのだそうです。
「一番上手な彫師になりたかったけれど、少しずつ上手くなり技術を習得していくと一番になるのは無理だと気付くんだ。一番ってものはないし、すごく沢山の優れた彫師たちがいる。自分が出来る最大限の事をすれば十分だ。俺は自分が出来る最大のことを常にやってきたし、20年前には何本目かの指に入ると言われたこともあったよ。でも最近は本当に優れた彫師が多いから、一番になるってのはどんどん難しくなってきていると思う」
と語っています。
ジャパニーズスタイルも彫るのだそうですが、
「自分は日本人じゃないからジャパニーズスタイルのルールに沿ったりはしない。俺が一番体に合った綺麗だと思うルールでやるんだ。」
と言っています。
これ位に言い切れないとビッグな彫師にはなれないと言う事ですね。
「フィリップ・ルーはスイスの彫師だけれど、ジャパニーズスタイルで5本の指に入るくらいじゃないかと思う。日本人でもフィリップ・ルーの真似をしているし、有名な日本人の彫師の一人はフィリップのコピー機のようだ。」
とも言っています。
どこの国とかどのスタイルかとか、今はあまり関係なくなってきているのですね。
[ 日付 ]
2016年3月4日(金)、5日(土)、6日(日)
[ 開催地 ]
Grande halle de la Villette(パリ/フランス)
[ 問合先 ]
tickets@mondialdutatouage.com
[ Website ]
mondialdutatouage.com
[ チケット ]
1日(金・土):30ユーロ
1日(日):25ユーロ
週末通し:60ユーロ